母乳育児なのに痩せない原因はコレ!産後ダイエット成功の3つの秘訣

母乳育児をすると痩せる!
妊娠中や産後にナースさんや周りの人などから聞いたことがあるんではないでしょうか?
でも、実際母乳育児をしてみると
「思ったより痩せない・・」
と少々期待外れだったママも多いのでは!?
母乳育児で痩せるママ と
母乳育児でも痩せないママ
にはどんな違いがあるのでしょうか?
もしかすると、どこかに痩せない原因があるのかもしれないですよね!
結論から言うと、本来母乳育児はダイエットに非常に大きな効果があります。
ダイエットしたいけど
- 忙しくてなかなかダイエットまでいかない・・
- ただえさえクタクタなのに運動なんて無理!
- 夜泣きで夜寝れなくて時間があれば寝ちゃう・・
というママにとっては、本来、授乳期間は自然にダイエットになる願ってもないチャンス。
そこで、この記事では、母乳育児をしているにも関わらず、なかなか体重が減っいかない産後のママにダイエットにも成功していただくべく
どのように改善したら効果があるのかご紹介していきたいと思います。
具体的には
- 母乳育児が痩せやすいといわれる理由
- 母乳で痩せないときに考えられる原因
- 母乳でダイエットに成功するための秘訣
について紹介していきます。
- 母乳で痩せないからといって絶対してはいけないこと
- 母乳育児で痩せた後リバウンドしないために気をつけたいこと。
など、産後ダイエットで気をつけたいポイントについても紹介します。
読めばきっと、なぜ自分が母乳育児なのに痩せていかないのか?
原因もきっとわかると思いますので、是非、最後まで読んでみてください。
もくじ
産後ダイエットで母乳育児が痩せやすいといわれる2つの理由
そもそも、母乳育児はなぜダイエットに有利といわれる理由は大きくわけると2つあります。
母乳を作るだけで1時間ジョギングと同じ
母乳で育児をしているママは、母乳を作るだけで、何もしていなくても、1時間のジョギングほどのカロリーを消費しています。
1回の授乳で100mlあげると66㎉消費。赤ちゃんは1日7~8回、それ以上母乳を欲しがるので、1日にすると500㎉以上、消費するという計算です。
これは1時間以上ジョギングしてやっと消費できるカロリー量と同じ。
母乳育児だけでこれだけ消費できると嬉しいですよね!
母乳飲んでくれてありがとうたくさん飲んでねって感じになりますよ笑
ただ授乳回数や量などは人によって変わるので痩せるのに個人差があります。
赤ちゃんの栄養を気にして食事に気を使う
食事に気を使うようになる。
これがもう一つの痩せやすいといわれる理由です。
特に授乳をしている場合、子供の栄養のことを考えて食べ物に気を使いますよね!
野菜を食べたり、和食が主になったり・・・。
授乳期間中は、食事をバランスよくとろうと心がけるので自然と余分なカロリーも抑えられがちになります。
それに、脂っこいものや洋菓子などの甘いものは母乳が詰まったりするから避けるように。とも言われますよね。
- 食事のバランスを考えるようになる
- 脂っこいもの、甘いものを減らすようになる
ミルクでの子育て以上に、母乳育児の場合は食事に気を使うのが、母乳育児のほうが痩せやすいと言われる理由の一つです。
母乳育児をしているのに産後ダイエットで痩せないときの3つの原因
では、本来痩せやすいはずの授乳期間に痩せないのには一体どんな理由があるのか?
特に多い理由3つを紹介します。
食べ過ぎでカロリーオーバーしている。
「母乳の栄養のためにたくさん食べなくちゃ!」
「母乳の出が悪いからご飯を多めにしよう」
子供への栄養の考えて母乳育児をしているとよくやってしまいがちなのが「食べすぎ」です。
母乳を上げるだけで1日にジョギング1時間分のカロリー消費。という話をしましたが、実は菓子パンひとつ食べるだけでも補えるぐらいのカロリーでしかありません。
なので、食べなきゃ食べなきゃという気持ちで、間食をいっぱいとると簡単にカロリーオーバーになってしまいます。
どちらかというと、母乳に必要なのは量より質。
不足しがちな栄養素を多く取り入れることを一番に考えてみてください。
どうしてもお腹がすく!という場合は、こまめに食事をとるようにすると、空腹にならずドカ食いも防ぐことができます。
それでも、食べすぎが気になる場合は、一緒に飲む飲み物に少し工夫をしてみてもいいかもしれませんね!
産後ホルモンバランスが乱れている
妊娠している間に増えた女性ホルモンは、出産とともに急激に減ります。なので、どうしてもホルモンバランスが急激に変わってしまうことで産後は痩せにくい体になってしまいがち。
さらに産後は母乳の分泌を促す「プロラクチン」というホルモンが増加。
女性ホルモンが減り、プロラクチンが増えると自律神経にも影響がでてきます。
そして、自律神経が乱れると
- 代謝の低下
- むくみや冷え
- 血流が悪くなる
- 便秘になる
- イライラからの、暴飲暴食
など、ダイエットするにも悪影響になる体の変化が起こってしまい、太ってしまう恐れがあるのです。
そんな自律神経を整えるには自分の趣味や運動などをするといいですよ!とよく言われるのですが、産後の授乳期間中は余裕もなく、なかなか難しいとは思います。
なので
- 少しの時間でも赤ちゃんと散歩してみたり
- 赤ちゃんが寝てる間に好きなTVや動画を見ながらストレッチしてみたり・・
など、できそうな範囲で運動を取り入れるとストレス発散にもなるし、自律神経の乱れも緩和できるのでおすすめです。
疲れているときは、もちろん赤ちゃんと一緒にお昼寝しちゃうことも大事。
●疲れやすい
●ふらつき・めまい
●偏頭痛
●身体が冷える
●動悸 息切れ
●寝つきが悪い
●耳鳴り
●便秘・下痢
●手足のしびれ
●食欲不振 吐き気
などの症状が出ているときは、ホルモンバランスの変化で自律神経が乱れてしまっている可能性があるので、まずは自律神経を整えることを優先させてあげるのがいいかもしれませんね。
痩せにくい体質になっている
先ほどいった女性ホルモンの減少のほかにも産後の女性特有の痩せにくい原因がいくつかあります。
その①骨盤が歪んでいる
その②基礎代謝が低下
その③体の水分が不足している
これらが産後の痩せにくい体質の原因です。
なぜこの3つが痩せにくい原因になってしまうのか簡単に紹介しておきます。
その①骨盤が歪んでいる
出産などで開いた骨盤が産後もとに戻る際、正しい位置に戻らず歪んでしまうことがあります。
骨盤が歪んでしまうと
- 下半身に余分な脂肪がつきやすくなり太る
- 体の中の内臓が下がってお腹がポッコリとでてしまう
など脂肪がつきやすく、太ってしまう原因に。
骨盤を正しい位置に戻すだけで下半身太りやポッコリお腹になるのを防ぐことにつながります。
さらに骨盤をケアしてあげると産後の
- 腰の痛み
- 背中の痛みも
も緩和されるはずです。
・ベッドにあおむけに寝たら腰が痛くて起き上がれない
・座って立ち上がろうとしたら腰が・・・
産後はつらいですね。
年を取ったらこうなるのかとしみじみ思ってみたり・・。
ぜひこの機会に骨盤の修正をしときましょう!
その②基礎代謝の低下
痩せにくい原因の一つには基礎代謝の低下も関係しています。
基礎代謝の低下には主に筋肉量の低下が関係していて、
筋肉量の低下→消費するエネルギーが減る=基礎代謝が低下
というように筋肉量が減ると思うように体が動かないので、消費エネルギーが減ってしまい痩せにくい体になってしまうのです。
妊娠中はおなかの赤ちゃんを心配して、安静に過ごしていたこととおもいます。
・つわりで気持ち悪い
・お腹が重くて動けない
・なんか酸欠気味・・
など運動が厳しい理由が、たくさん起こりがちな時期なので、どうしても筋肉は産前より落ちてしまいます。
そして、落ちてしまった筋肉は自然には回復しません!
だから筋肉を戻すためにも産後は運動も必要になってくるんですね。
その③体の水分が不足している
「出産後からなんかむくんでる」
とお悩みのママが多いのではないでしょうか?
むくみも痩せにくい原因の一つで、むくんでいると太って見えてしまいがち。
なぜむくんでしまうのか?簡単に、そのメカニズムを簡単に紹介しておくと
出産
羊水や血液など大量の水分を失ってしまう
↓
水分を補うため必要以上に水分をため込んでしまう
↓
むくむ
産後
母乳を作るため水分を多く取り入れる
↓
水分バランスが崩れる
↓
重力により主に足がむくむ
このように出産時や産後の体の変化が影響でむくんでしまうこともあると思います。
産後のむくみは、だんだん体内の水分バランスが整っていき1か月には収まる場合が多く、自然と治るとは言われていますが、
もし、むくみが長引いてる場合は他に原因があるかもしれませんので、早めにお医者さんに相談してみましょう。
母乳育児で産後ダイエットを成功させる3つの秘訣
母乳育児で痩せない場合は、3つのことに着目すると解決できる可能性が高いです。
高カロリーな食事を避ける
産後ってジャンクフードや炭酸の入ったジュースが恋しくなりませんか?
なぜか高カロリーなものにひかれてしまいますよね。
授乳期間中は、多少食べても大丈夫でしょ!と気軽に食べてしまいがちですが
あたりまえですがジャンクフードや炭酸のジュースはダイエットの敵です!
特にジュースはカロリーが高いだけで栄養はほぼありません。
せっかく母乳育児で500㎉を消費しても消費したカロリーを超えてしまえば痩せないのは当然
なので、もしジャンクフードやジュースを食べたり飲んだり頻繁にしてしまっている場合は
食事は、できるだけ和食などの低カロリーで栄養価の高いものに変える。
飲み物は、炭酸やジュースなどの砂糖がたくさん入っている飲み物ではなく、
- お水
- 麦茶
- ルイボスティー
- プーアール茶
などが低カロリーなものを摂るようにする。
ということを心がけてみてください。
お水や麦茶、ルイボスティーは赤ちゃんも飲めるので母乳にも安心です。
ストレスをためすぎるのもよくないので「どーしても食べたい!」という場合は、前後の食事を低カロリーなものにする。
など工夫して取り入れるようにしてみてください。
骨盤矯正を取り入れる
痩せにくい原因にもなる、骨盤矯正は必ず対策を!
先ほども言いましたが骨盤のゆがみは太る原因です。
いくら母乳でカロリーを消費していたとしても、骨盤のゆがみがひどく、痩せにくい体質になっているとしたら、効果が半減してしまいます。
せめて、
- 骨盤矯正下着をつける
- 1日1回骨盤スクワットを取り入れる
ぐらいのことからでもいいので、骨盤ケアを取り入れるようにしてみてください。
骨盤ベルトや骨盤ショーツは身につけるだけで骨盤を矯正することができるので家事、育児に忙しいママでもできますし
骨盤スクワットは、時間もかからず骨盤ケアだけでなく筋力アップにも効果的な方法です。
赤ちゃんが寝ているときや家事、育児のちょっとした合間にぜひ取り入れてみてください。
骨盤スクワットのやり方↓
散歩やストレッチなど軽い運動を取り入れる
運動をとりいれて基礎代謝を上げることで母乳ダイエットの効果がさらにでやすくなります。
運動といっても、本当に軽い運動からはじめることで問題ありません。
- 赤ちゃんと一緒に散歩がてらウォーキング
- 赤ちゃんと一緒にTVを見ながらヨガ
など軽いものでもOK。
育児で疲れ切っている時期だから、運動することがおっくうになりがちかもしれませんが、軽い運動をすることで、気分もリフレッシュできるし、体力も回復して
逆に疲れにくい体作りにも効果があります。
軽い運動からでいいので、自分が続けられそうなものを選んでみてくださいね。
母乳でも痩せないからといって過度の食事制限は厳禁
母乳で育児をしているにも関わらず、痩せないからといって無理に食事制限をするのは絶対に厳禁です。
無理な食事制限をすると、体力や筋力も落ちてしまい。どんどん痩せにくい体質になってしまいます。
それに、無理な食事制限をすると赤ちゃんに必要な栄養が不足することにも。
赤ちゃんにとって母乳は大切な栄養源。しっかりと食事をとり、栄養たっぷりな母乳をあげたいですよね。
また、無理な食事制限はイライラの原因にも。イライラの反動で、暴飲暴食に走ってしまうと元も子もありません。
ストレスはダイエットの敵ですし、ママのイライラは赤ちゃんにも伝わります。
赤ちゃんの精神が不安定になるのはできれば避けたいこと。
ママにとっても赤ちゃんにとってもマイナスになってしまうのでいいことはありません。
母乳育児が終わった後にリバウンドしないために大事なこと
母乳育児が終わったら一気にリバウンドしてしまった・・・。
そんなことにはなりたくないですよね!?
特に、母乳をあげているだけで自然と痩せた!という方がリバウンドすることが多いのですが、
リバウンドしないために大切なこと
- 骨盤をちゃんと整えておく
- 運動をとりいれる
- 無理な食事制限をしない
太りにくい体をつくっておくことに加えて、
- 卒乳のタイミングで食事の内容を見直す。
ということが大切になってきます。
母乳育児が終わると消費されるエネルギーも母乳をあげなくなった分下がります。
なので、母乳をあげているときと、同じ食事内容、同じ食事量をとっていると、徐々に太っていってしまうことになりかねません。
せっかく痩せたのにリバウンドしてしまわないように、卒乳のタイミングで食事は見直したほうがいいんだな!
ということを是非、覚えておいてください。
まとめ
ここまで、産後、母乳をあげているにも関わらず、なかなか痩せない場合の対処法などについてお伝えしてきました!
お伝えしてきたことを簡単にまとめると
母乳育児は本来は2つの理由で痩せやすい時期であること
・母乳をあげるだけで1時間のジョギングと同じ効果
・母乳をあげている期間は食事に気を遣うことが多い
母乳をあげているのに痩せない原因は大きくわけて3つ
・食べ過ぎでカロリーオーバーになっている
・産後のホルモン乱れで痩せにくい体質になっている
・産後特有の骨盤のゆがみ・基礎代謝の低下・むくみの状態がひどい
母乳育児をしながらダイエットを成功させるための秘訣は3つ
・ジャンクフードやジュースなど高カロリーな食事は避けること
・骨盤ショーツの着用など骨盤矯正は必ずすること
・できることでいいから軽い運動を取り入れること
母乳育児で痩せないからといって過度の食事制限をするのは3つの理由でNG
・余計に痩せにくい体質になってしまう
・食事制限のイライラが暴飲暴食につながる
・それに赤ちゃんに栄養もあげられなくなってしまう
卒乳後に、リバウンドしないためには、骨盤矯正や軽い運動など痩せやすい体作りをしておくことはもちろん、卒乳のタイミングで食事量を見直すことが大事!
ということでした!
母乳をあげている期間は本来であれば痩せやすい時期。
母乳をあげているのに痩せないという場合は、どこかに原因があるはずです。
慣れない育児で大変な時期かと思いますが、ぜひ、この記事を参考にして、ダイエットを成功させてくださいね!