水分不足は太る原因!?産後ダイエットで痩せやすい体を作る飲み物とは?

産後ダイエット中に、食事制限や運動をがんばっているのになかなか瘦せないと悩んでいませんか?
もしかしたら、なかなか痩せないのは「水分不足による代謝の低下」が原因かもしれません。
産後は、母乳が体内の水分を使い分泌されるため、ただでさえ水分不足に陥りやすくなります。
そこにダイエットのために、と食事制限をしてしまうと
- 代謝が悪くなる
- 血液やリンパの流れが悪くなる
- 脂肪を溜めやすくなる
- 便秘
- むくみ
など、水分不足が加速することでどんどん瘦せにくい体質に変わっていってしまいます。
また、産後の水分不足は母乳の分泌量を低下させてしまうので、赤ちゃんの成長にも悪影響を及ぼす危険性もあります。
ママがキレイになるためのダイエットで、体調が悪くなったり赤ちゃんの健康に影響を及ぼしてしまっては本末転倒ですよね。
そこで今回は、
- 1日に摂るべき水分量の目安
- ダイエットにオススメの飲み物や避けたほうが良い飲み物
- 効果的な水分のとり方
など、産後ママがダイエット中の水分補給で注意するべきことを中心にご紹介していきたいと思います。
この記事を最後まで読めば、なぜ水分補給が産後ダイエットに大切なのかが分かる記事になっていますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
もくじ
まず産後ダイエットは通常ダイエットと違うことを理解しなければいけない。
産後ダイエットの大前提として、通常のダイエットとは違うということを理解しないといけません。
通常ダイエットとは違いは、「授乳を含めた育児の真っただ中にある」ということも多いと思います。
それに産後は、出産によって体が傷つきとてもデリケートになっていますし、体力や筋力も低下しています。
そんな状態で、通常のダイエットと同じように厳しい食事制限や激しい運動を行ってしまうとすぐに体調不良を起こしてしまいます。
特に、赤ちゃんのためにも授乳中の食事制限には注意が必要。
母乳はママの血液や体内の水分からできていますからね。
通常、食事からだけでも1.5ℓの水分が取れるとされています。
食事制限をしてしまうと食事からとれる水分が少なくなるのに、母乳で出ていってしまう水分が増えるので、いつもより多く水分を取るようにしないとたちまち水分不足に陥ってしまいます。
産後は自分1人の体ではありません!!
休みなしの育児を乗り切るためには、ママの健康が何よりも大事です。
産後は、栄養バランスを考えた食事と適切な水分補給を意識してダイエットを行うようにしましょう。
産後ダイエット中に摂るべき水分量の目安
通常、1日に必要な水分量は2ℓといわれています。
しかし、産後の体は母乳を分泌するために多くの水分が必要となります。
母乳は個人差はありますが1日600ml~1000mlほど作られますので、通常よりも1ℓ多い3ℓを目標に水分補給するといいでしょう。
冒頭でもお伝えしましたが、体内の水分が不足してしまうと、
- 代謝が悪くなる
- 血液やリンパの流れが悪くなる
- むくみやすくなる
- 便秘
- 母乳の量が減る
など、やせにくい体にどんどん変化していってしまうだけではなく、赤ちゃんの成長にも影響しますし、
最悪、脱水症状を引き起こしてしまう危険性もあります。
ダイエット中は食事から取れる水分も少なくなりますので、特に注意してこまめな水分補給を心がけましょう。
こまめな水分補給をすることで、代謝が上りエネルギーを消化しやすくなるので痩せ体質に体を変えていく効果も期待できます。
産後ダイエット中にオススメの飲み物
産後ダイエット中は出ていく水分がとても多いため体が吸収しやすい水分をしっかりととることがとても大切となります。
体が吸収しやすい飲み物をチョイスすることで、代謝が上りやすくなりダイエット効果が期待できます。
お水
体を冷やさないように常温の水を飲むのがオススメです。
また、冷え性改善や脂肪燃焼を促す効果のある白湯もオススメです。
胃腸が弱い方の中には、ミネラルウォーターに含まれるマグネシウムやカルシウムによって飲みすぎると腹痛や下痢を引き起こしてしまうこともありますので、軟水や純水を選ぶようにするとより安心です。
お茶
お茶はいろいろな種類や味・香りが楽しめますので飽きずに水分補給をすることができます。
お茶の中には、カフェインが多く入っているものがるので、きちんと確認するようにしましょう。
オススメのお茶は、
・麦茶
ミネラルが豊富、むくみの解消、脂肪を溜めにくくする
・タンポポ茶
血糖値上昇をおさえる、冷え性・便秘の改善、脂肪燃焼、母乳の出を良くする
・ルイボスティー
栄養が豊富、アンチエイジング効果、むくみ・冷え性改善、デトックス効果、ストレスからくる食欲をおさえる
以上の3つです。
どのお茶もノンカフェインで手に入りやすく、クセもあまりないので飲みやすいですよ。
その他にもいくつか用意しておいて、その時の体調に合わせてチョイスするのもいいかもしれませんね!
産後ダイエット中に避けたほうが良い飲み物
産後ダイエット中は授乳中のママが多いため、赤ちゃんに影響を及ぼす可能性がある飲み物は避けるようにしましょう。
カフェインの入っている飲み物
コーヒー・紅茶・緑茶などカフェインを多く含むものは避けるようにしましょう。
カフェインには強い利尿作用があるため、水分をとっているつもりが逆に、水分不足をまねいてしまいます。
また、母乳を通じて赤ちゃんに吸収されると、赤ちゃんが興奮してしまうことがあります。
その結果、夜泣きが激しくなったり寝つきが悪くなったりしてしまう可能性も・・・。
産後は、ただでさえまとまった睡眠時間をとるのがむずかしいもの。
お互いに良い眠りをGETするためにもカフェインが入っているかどうかをしっかり確認するようにしましょう。
ジュース、スポーツドリンク
ジュースやスポーツドリンクなど糖分を多くふくむ飲み物はカロリーオーバーになりやすくダイエットには不向きです。
また、糖分や塩分が濃いものは水分を体に吸収するまでに時間がかかってしまいます。
スポーツドリンクは夏の暑い時期や風邪の時など脱水症状が気になる際には、うすめて飲むことで余分な糖分と塩分を抑えつつ水分を効果的に吸収することができますが
1:1~1:2でお水を加えるようにしてみてくださいね。
効果的な水分の摂り方
水分の飲み方を工夫することでダイエット効果が期待できます。
その水分の摂り方とは、「ご飯を食べる30分前にお水を飲む!」たったこれだけ。
ちょっと簡単すぎて疑ってしまいますが・・・
実はこの方法、通常のダイエットと組み合わせることでカロリーの吸収が抑えられると科学的に証明されています。
実験は「お水」で行われていたようなので、ごはんの前はお水を飲むようにして、その時以外は自分好みの飲み物をチョイスしながら水分を取っていくと飽きずにがんばれそうですね。
私も産後、1日3ℓ頑張って水分を取るようにしていたのですが、始めた当初は味がない常温のぬるい水を飲むことにめちゃくちゃ苦労しました。
500mlのペットボトルをそばに置いておき、なくなったら違う種類の飲み物に変えたり、朝や夜は白湯にしてみたり、とにかく自分が取りやすく飽きにくいローテーションを見つけるまで大変でした。
でも、習慣になってしまえばこっちのものです。
ママが飽きずにがんばれそうな水分のローテーションを見つけて頑張ってみてくださいね。
まとめ
今回は産後ダイエット中の水分不足や水分補給についてご紹介しました。
お伝えしてきたことを簡単にまとめると
産後は母乳を作るために水分不足に陥りやすく、水分が不足することで、
- 代謝が落ちる
- 便秘になる
- 血液やリンパの流れが悪くなる
- むくみやすくなる
など、ダイエットに様々な悪影響を及ぼしてしまう。
水分不足を解消するためには、
- 1日3ℓの水分が必要
- カフェインや糖質の多い飲み物を避ける
- 水は常温や白湯にして飲む
胃腸が弱い人は軟水や純水を選ぶようにする
・ダイエット効果のあるお茶を選んでもいい。
その場合はノンカフェインのものを選ぶ。
産後ダイエット中は「こまめに回数を分けて水分を取るようにすること」。
がポイントでした。
産後は、赤ちゃん中心の生活になり生活のリズムも乱れやすくなります。
慣れない育児の中で水分を取ることを忘れてしまいがちですが、ダイエットのためにもママの健康のためにもこまめな水分補給を頑張って続けてみてくださいね。