知らないと逆効果!?産後のダイエットの正しい糖質制限のやり方

糖質制限ってやっぱりダイエット効果は高い方法!でもやり方を間違えると太りやすい体作りになってしまいかねません。
産後太りに悩む多くのママさんが
- 食べたいのに我慢して食べない
- 動くのが面倒だけど必死に運動する
など、とにかく辛くハードルが高いことにチャレンジして挫折してしまいます。
「糖質制限」を使ったダイエットは正しく行えば、
- しっかり食べられる
- なのにしっかり体重が減る
方法なので是非とも試してみてください。
そこで、この記事では、早く痩せたい糖質制限初心者ママさんに向けて、ダイエットを成功させる正しい糖質制限方法をお伝えします。
詳しくは
- そもそも糖質制限とはどういうものか
- 産後ダイエットで糖質制限には向かない人
- 産後ダイエットにおける糖質制限のやり方
- 糖質制限を続けるコツ
の順で紹介していきますね。
産後ダイエットと糖質制限について正しく知ることで、効果も高まりますので、ぜひ最後まで読んでください!
ダイエットしながら食べられるおやつも紹介しますね!
もくじ
産後ダイエットしたい人が気になる「糖質制限」って?痩せる理由は?
糖質制限とはその名の通り、糖質の摂取量をひかえることです。
もともとは糖尿病の方の食事療法でしたが栄養不足にならず、即効性もあるダイエット方法として人気です。
なぜダイエットになるのかというと、理由は2つあります。
脂肪を貯めこみにくくする効果
糖質制限をすることで脂肪を取り込みにくい状態にすることができます。
詳しくお話しすると、糖質を摂取すると血糖値が上昇し、インスリンが分泌されます。
このインスリンというホルモンが実は太る元。
インスリンが多く分泌されると、血液中の余った糖分を脂肪として取り込み、体に蓄えることにつながってしまうのです。
なので糖質を控える糖質制限を取り入れることで、
血糖値の急激な上昇を抑えて、インスリンの分泌を抑えることで
脂肪を取り込みにくい状態にする
ことができる。ということです。
エネルギー源として脂肪が使われる
体を動かすエネルギーにもなる糖質を制限すると、体内でエネルギー不足を補うために、体にたまっている
- 中性脂肪
- 体脂肪
を分解してエネルギー源として使おうとします。
※脂肪を分解するときに「ケトン体」とよばれるエネルギー源が生まれて、それが糖質の代わりになります。
- 脂肪を貯めこみにくくする
- 脂肪が代わりに使われる
2つの理由で糖質制限はダイエットになる。とされています。
しかも、糖質をひかえるだけで他のものはしっかり食べられるので、「辛くないダイエット」として人気が出たわけですね。
ただし、産後は糖質制限に向かない人もいる
ただし、急激に糖質制限するダイエットをオススメできない人もいます
- 授乳中
- 糖質中毒
の方です。
授乳中の人
授乳中の食事制限は母乳の質や量に影響が出やすいです。
それに体の回復を最優先したほうがいい時期でもあります。
過度に糖質制限することで栄養が偏ってくると、
- 母乳が出なくなったり
- 過度なストレスがかかったり
してしまいます。
母乳は赤ちゃんの命をつなぐ大切なものですから、授乳中はバランスよく食べることを意識し、軽い運動を取り入れたダイエットがオススメです。
お腹がすいて食べて食べ過ぎてしまう。など気になることがあれば、糖の吸収を遅らせてくれる低GI食品やたんぱく質を多く含んでいるものを食べるように心がけてみてください。
糖質中毒の人
糖質が好きで好きでたまらない!という方も、いきなり過度に糖質制限をするのはお勧めしません。
- 甘いもの
- 炭水化物(糖質を多く含みます)
が大好きな方。
いきなり食べるのをやめたら絶対辛いですよね。
きっとイライラしてしまって続かないでしょうし、反動で過食になってしまう可能性もあります。
なので糖質制限ダイエットを取り入れていくなら
- おやつを少しずつ減らす
- または低GI食品、タンパク質が多いものに変える
- 「糖質オフ」の表示があるものを取り入れる
など、食べる量を極端に減らしたりするのではなく、緩やかに制限していくといいでしょう。
産後ダイエットでの糖質制限の始め方
産後ダイエットでの糖質制限ダイエットでやる事は主に次の3つです。
- 糖質量の計算
- 食事の内容を整える
- 水分をたくさん摂取する
ここから詳しく説明していきますね!
1日の糖質摂取量を決める
結果を出すために1番重要なのが、糖質量を計算して、それ以上糖質をとらないようにすることです。
今まで自分がいかに糖質を摂っていたのかを知るためにも、ざっくりとでもいいので計算してみてください。
ちなみにお茶碗一杯分のご飯で糖質約55グラムです。
よく他のサイトで糖質制限と調べたりすると60g以内にしましょう!と書かれていたりしますが、いきなり60g以下にするのは相当辛いと思います。
ただ、普段食べているものにどれぐらい糖質が含まれているのか現実を知ることもダイエットの一環。
その他の食品にもパッケージに成分表示がありますので、どれぐらい糖質が含まれているのかチェックする癖をつけてみてください。
1日の糖質量をざっくり計算できたら、そこから目標とする量を決めて徐々に摂取量を落としていきます。
なので、どれぐらいまで落とすかを決めるためにも、まずは今どれぐらい糖質をとっているか知る事が大事ということですね!
食物繊維、タンパク質中心の食事にする
糖質制限ダイエットは先にも書きましたが、糖質をなるべく減らす以外はなんでも食べられます。
体作りのもとになるたんぱく質は、筋肉を作るもとにもなりますし、特に不足しがち
食物繊維は腸内環境を整えてくれたり、血糖値をおさえる、脂質の排出を助ける、などの効果も期待できます。
たんぱく質をとって筋肉を維持するために
肉、魚、卵、大豆食品などのたんぱく質を多めにしつつ
食物繊維ビタミンを多く含む野菜を摂るのがいいです。
甘いものが好きなら、おやつ代わりに甘みのあるプロテインを飲むという風にすると、空腹をおさえながらたんぱく質もとれるのでお勧めです。
逆に糖質を多く含む炭水化物、米、パン、麺、芋類などは減らしていきます。
減らすのが辛ければ、低GI食品に置き換えて徐々に減らしていくのもありです。
水分は多めに摂る
水分は意識して摂らないと不足しがち。
特に産後、授乳期間中はただでさえも水分が出ていくことになるので多めにとってちょうどいいぐらいです。
水を飲むことで、血中の糖が薄まるという効果もあります。。
便秘が気になる場合は解消効果の期待できる
- 硬水
- 炭酸水(無糖)
にするのもいいですね!
産後ダイエットで糖質制限を続けるコツ
産後に糖質制限ダイエットをするにあたって、壁になるのはストレス。
ストレスを溜めて挫折してしまわないように、糖質制限を続けるコツをお教えします。
「糖質オフ」「低GI」と表記されたおやつを食べる
この表記がある食品は、血糖値の上昇を穏やかにします。
「ダイエット中におやつ食べていいの?」と思うところですが、
1. おやつを我慢
2. ストレスを溜める
3. 反動でドカ食い
の方が絶対にダメです。
だからと言って糖質たっぷりのお菓子を食べたら、急激に血糖値は上昇して今までのダイエットも水の泡、、、となりかねません。
だから、「糖質オフ」「低GI」のおやつを上手く活用することで、血糖値をコントロールし、ダイエットも上手くいくわけです。
プロテイン、スムージーなども活用する
プロテインやスムージーはタンパク質や食物繊維、ビタミンを補給するのにもいいですし、腹持ちもよくおやつの代わりにもなります。
プロテインなら
体作りのために必要なたんぱく質
体の代謝を上げるのをサポートしてくれる成分
などが入っている商品もあります。
スムージーなら、不足しがちな栄養素を補いつつお腹も持たすことができます。
- 忙しい朝の朝食代わりに
- おやつ代わりに
活用することで、ダイエットをサポートしてくれます。
まとめ
ここまで産後ダイエットを成功させるための糖質制限についてお伝えしました。
お伝えしてきた事をまとめると
糖質制限ダイエットは糖質の摂取量を抑えることで
- 脂肪を貯めこみにくい状態
- 脂肪の分解をうながす状態
を作るのでダイエット効果は抜群
糖質制限に向かない人は2パターン
- 授乳中の人(母乳の質と量に影響が出やすいため)
- 糖質大好きな人(急に糖質カットするとイライラで反動の可能性あり)
具体的に糖質制限でやことは3つ
- 1日の糖質摂取量を計算して減らす
- 炭水化物を減らし、食物繊維とたんぱく質中心の食事に変える
- 水分をたくさん摂る
糖質制限を続けるコツは
- 糖質オフ、低GIのおやつを取り入れる
- プロテインやスムージーをうまく使う
ということでした。
糖質制限は効果の出やすいダイエット方法ですが、長年続けてきた食生活をいきなり全部変えるのは精神的にキツイものです。
無理なくできるように少しずつ進めてみてくださいね。