産後ダイエットはいつからいつまで?効果的な時期と5つのポイント!

妊娠中に増えてしまった体重も、子供を産んだらその分ぐらいは簡単に減るでしょう!と思っていた方も多いのではないでしょうか?しかし、出産後、すぐには痩せないものです。そして、産後の痩せやすい時期に何もしないと、産後の体重は戻りづらくなってしまいます!!!
事実、私の母は、私たち3人兄弟を生むごとに、体重が増えていったと言います。
「今の体重がこんなになったのは、あなたたち3人の妊娠・出産を繰り返したからなのよ!!」
と、自分の体形の言い訳を我が子にするのです・・・(笑)
「私は絶対にそんな風になりたくない!絶対にきれいなお母さんになってやる!」という思いで産後ダイエットに取り組んできました。
今回は、産後ダイエットの効果的な時期と、その方法について、私自身の体験を交えながらまとめていきます。
もくじ
産後の体重が減らないわけ!
先にも述べましたが、出産を終えたからといって、すぐには体重、体形は戻りません。
実際、私も長女の出産後、初めての体重測定で、どれくらい減っているか、わくわくしていたのですが、いざ体重計に乗ってみると、1.2kgしか減っていない・・・
「え?なんで?」
「もしかしてもう一人おなかの中にいる?」(笑)
とまで思ってしまいました。
約3キロの我が子に加えて、胎盤やら羊水やら、もろもろ体の外に出ているにも関わらず、あまり減っていなかったのです!
その理由を自分なりに考えてみると、
〇妊娠中のいろいろな我慢や制約から解放されて、爆食いしてしまっていた。
(糖分たっぷりの甘いもの、刺激の強い辛い物、お刺身や生ハムなどの生ものなどなど・・・)
〇入院中の病院食が美味しすぎた。
(私の出産した病院では、御祝い御膳などと言って美味しい御馳走が出ました(笑))
〇妊娠中の食事量をそのまま維持してしまっていた。
(妊娠中に胃袋が大きくなった?)
そんなことなど知らず(すっかり忘れて)、一気に体重が減ることを期待していた私は、
現実を知り、産後ダイエットを決意したのです・・・
産後ダイエットはいつからOK?
産後、すぐにダイエットを始めたいという気持ちはよくわかります。
ですが、産後ダイエットにはいくつかの注意点が・・・!
その一つは、産後ダイエットを始める時期です。
産後1ヶ月は産褥期と言って、しっかり休んで体をいたわる時期。
この時期に、無理な食事制限や運動をしてしまうと、将来的に大きな弊害が・・・・!
産後1ヶ月は、赤ちゃんと自分の体のために、しっかり休み、栄養あるものをバランスよく食べて、本格的な産後ダイエット(激しい運動や食事制限)は控えましょう。
ただし、骨盤をもとに戻すための無理のないストレッチ(産褥体操)などは、少しずつ取り入れて、産後ダイエットのスタートダッシュが切れるようにしておくといいと思いますよ。
産後ダイエット成功のカギは・・・?!
産後2か月目に入ったら、少しずつ、体を動かしていきます。
ただし、まだ激しい運動は避け、日々の家事をこなすとか、赤ちゃんと一緒に散歩に出るとか、ゆっくりゆっくり、体をもとに戻していきましょう。
でも、妊娠中の生活のままではいけませんよ。
ゆっくり体をいたわりながら、少しずつ、産後ダイエットにむけて歩きはじめましょう。
大丈夫!
産後2か月目から1年以内が産後ダイエット成功のカギ。
産後1年は自然と体がもとに戻ろうとする時期です。規則正しい生活を基本として、産後ダイエットに取り組んでいきましょう!
これから、産後ダイエットに向けて、心がけたいポイントを5つ紹介します。
それでは見てみましょう!!
ポイント① 無理な食事制限は絶対禁物!
ダイエットを急ぐあまり、朝食を抜いたり、炭水化物を減らしたり、ある特定のものばかり食べたりする食事制限は、絶対禁物です。
産後の大切な時期に、過度な食事制限をすると、栄養バランスが崩れ、自分の体の戻りが遅くなったり、赤ちゃんへの母乳に影響が出たりします。
心配しなくても、産後2か月目以降、少しずつ普段通りの生活に体を慣らしていけば、
産後6か月~8ヶ月目ごろには、自然と体重は減っていくものだと実感しています。
「それは母乳育児の人だけでしょ?」
と思われる方も、いらっしゃるかもしれませんね。
確かに、母乳育児をされている方の方が、体重が減るスピードが速いかもしれません。
ですが、母乳育児でない方も、産後1年以内に少しずつ体重は減っていきます。
実際、私は、長女を人工乳、次女を母乳で育てましたが、どちらも産後6か月目~8ヶ月ごろには、妊娠ピーク時60㎏前後から、産後8ヶ月ごろには妊娠前の体重50㎏前後まで戻りました。
毎日の生活を規則正しく過ごして、その季節の旬のものを取り入れたバランスのいい食事を1日3食きちんと食べる。
食事量については、授乳期の間は、1日2350kcalのエネルギー摂取を目安として、授乳期ではない場合は、妊娠前のエネルギー摂取量2000kcalを目安に食事量を考えていきましょう。
授乳期が終わったのに、授乳期と同じだけの食事量では、食べすぎになってしまいますので注意が必要ですね!
妊娠中と産後の食事の目安については、母子健康手帳にもわかりやすく記載がありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポイント② 和食中心で、よく噛んで!
ポイント2点目は、先のポイント①と少し似ていますが、
和食中心で、よく噛むことを心がけることです。
和食というのは、やはり、日本人の体にあっていて、腹持ちもよく、いろいろな旬の野菜を取り入れることで、バランスのよい食事を楽しみながら、産後ダイエットを実践していくことができると思います。
中でも、私は、きんぴらごぼうや根菜の煮ものなど、よく噛まないといけないおかずを1品は取り入れて、よく噛むことを心がけていました。よく噛むと、満腹中枢が刺激されて、食べすぎを押さえることができますしね。
また、ジュースなどの飲料にも糖分が入っていますし、コーヒーには鉄分の吸収を抑える作用があると聞いたので、和食中心の食生活にして、食後は温かい番茶を入れて一息つく、というスタイルを習慣にしていました。
「食事を制限する」ことより、「バランスよくしっかり食べる」ことが、産後ダイエットの基本かもしれませんね。
③ 正しい姿勢と軽い運動を取り入れて!
食生活上の心掛けももちろん大切ですが、やはり運動も同様に大切です。でも、乳児がいる生活では、運動もなかなか思うようにいきませんよね。
ジムに通うことも難しいですし、好きな時間にジョギングに出かけることも難しいです。
そこで、私が実践していたのは、姿勢を正すことと、家事をしながらの軽い筋トレやストレッチです。
ついつい猫背になってしまうのですが、背筋を伸ばして、おしりの穴をキュッとしめて、ピンッ!と姿勢を正して生活をしていると、意外にそれだけでも疲れるものです。
洗濯ものを干しながら、スクワット。
洗濯ものをたたみながら、柔軟ストレッチ。
お茶碗を洗いながら、かかとを上げ下げ。
赤ちゃんをあやしながら、腹筋。
などなど。
あとは、赤ちゃんと一緒に散歩に出かけたり、赤ちゃんと抱っこしたままいろんなポーズをとるベビーヨガに出かけたりもしました。
少しの間、赤ちゃんを夫や実家などに預けて、定期的に軽い運動をする時間を作れるようなら、それもアリですね。
筋力をあげて、体力をつくることは、脂肪を燃焼しやすい体にもなりますし、適度な運動は、お母さんの気分転換にもなりますので、ぜひ取り入れてみて下さいね!
④ 骨盤矯正も忘れないで!
ポイント③の「姿勢を正す」にも通ずるのですが、出産で開いた骨盤のゆがみを矯正することは、正しい姿勢にもつながり、痩せやすい体へと導きます。
最近では、骨盤矯正ベルトやガードルなど、様々な骨盤矯正グッズやインナーが多く発売されています。
私は、産後1ヶ月は、さらしをまいて、骨盤を固定していましたが、産後2か月目以降は、毎日、さらしを巻き直すのも面倒くさくなったのもあって、「とこちゃんベルト」を購入してつけていました。
骨盤をきちんと矯正することは、体重計の数値を下げるだけでなく、ウエストを引き締めたり、スタイルをよく維持するためには欠かせないポイントですね。
⑤ 気もちが大事!ストレス天敵!
産後ダイエットには、ストレスが天敵です。体重の気にしすぎは、かえって産後ダイエットを妨げてしまうかもしれません。。
少し疲れたら、体重を気にするのを少しやめてみてもいいかもしれません。
「ゆっくり、焦らず」一息ついて、また歩きはじめましょう!
規則正しい生活の上で、「体形を戻していく」心掛けが産後ダイエットを成功に導きます!
まとめ
これまで産後ダイエットについて、私の体験を交えながらお話してきました。
産後1ヶ月はしっかり休み、産後2か月目から1年からの過ごし方が産後ダイエット成功のカギです!
ご紹介したポイントは5つ!
①食事制限は禁物!
②和食中心でよく噛んで!
③正しい姿勢と軽い運動を取り入れて!
④骨盤矯正も忘れないで!
⑤気持ちが大事!ストレス天敵!
これらのポイントを踏まえつつ、(くれぐれも無理は禁物ですよ!)
赤ちゃんとの生活を楽しみながら、産後ダイエットも頑張っていきましょう!!