産後の骨盤矯正やダイエットに効果のあるショーツの選び方と注意点

産後にどんなショーツ(パンツ)を履いたらいいのか迷いますよね。
「普通に履いていたショーツより大きめのものでいいんじゃない?」
とか
「マタニティショーツをしばらくそのまま履いているけど」
など産後に着用するショーツはママによって様々。
「産後のダイエットや体型戻しのために産後ガードルを試したけど続かなかった」ってママもいます。
私自身あまり考えないで産後ガードルを買ってしまった結果、床から立ったり座ったりのとき窮屈だったり、やっとできたリラックスタイムにゆったりできなかったりで結局履かなくなってしまいました。
産後の骨盤ショーツは通常のショーツと同様1枚履きで骨盤をサポートしてくれるので、
- 普段履いているショーツと同じ感覚で着用できるし
- 動きやすく横になってリラックスする時も気にならない
などなど、産後ママが骨盤ケアしながらダイエットや体型戻しするには実用的なアイテムといえます。
そこで、今回は
「産後の骨盤ショーツってダイエットにどうなの?」
「他の産後リフォームインナーとどう違うの?」
と感じているママに向けて、
産後の骨盤ショーツの特徴や選ぶポイントを他の産後リフォームインナーと比較しながらわかりやすく説明します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
具体的には
- 産後おすすめの骨盤ショーツ(パンツ)と他のショーツの違い
- 産後のショーツ(パンツ)を選ぶポイントと注意点
- 産後の骨盤ショーツ(パンツ)の効果
- 産後ショーツと他の産後骨盤リフォームインナーの違い
- 産後ショーツ(パンツ)と産後ガードルを使いわけるコツとポイント
の順で紹介していきますね!
産後、骨盤ショーツを取り入れることで、自分のからだのことは後回しになりがちなママでも、履くだけで産後のからだの回復をサポートしながらダイエットや体型戻しに効果が期待できるので、参考にしてください。
もくじ
骨盤ショーツ(パンツ)とは?普通のショーツやマタニティショーツと何が違うの?
「産後のショーツは、娠前にはいていたショーツでいいとか、マタニティショーツでいいんじゃない?」と考えるママもいますよね。
結論から言うと、妊娠前にはいていたショーツはお腹周りが冷えたりゴムが食い込んで不快だったりと、産後のからだの回復のことを考えるとあまりおすすめできません。
また、マタニティショーツを履き続けるのは産後のダイエットや体型戻しのことを考えるとチャンスを逃すのでもったいないです。
なぜなら、マタニティーショーツは緩んでいく骨盤に対応してゆったりとした設計になっているのと対照的に、産後の骨盤ショーツは緩んだ骨盤が元に戻るサポートするための加圧機能がついているから。
妊娠中に緩んだ骨盤は産後すぐには戻りません。
緩んだ状態で生活していると、
- 骨盤が歪みやすくなったり
- 腰痛になったり
ダイエットだけでなく体に良くないことも起こってきます。
是非、このページで緩んだ骨盤が自然に戻るのをサポートしてくれる骨盤ショーツのことを知って、
産後ダイエットや体型戻しだけでなく、産後の体調を整えること に役立ててくださいね。
産後のショーツ(パンツ)を選ぶポイントと注意点
産後のショーツにはいくつか種類があるので、先に
- 選び方
- 選ぶ際の注意点
について、
産後ショーツの種類と目的を紹介しながら解説していきます。
産後どんなショーツを履けばよいのかを目的別に分けると
- 産褥ショーツ
- 骨盤底筋ショーツ
- 産後骨盤ショーツ
主に3種類あるので順番に説明していきますね。
産褥ショーツの特徴と利用目的
産褥ショーツはクロッチ部分が開閉できるショーツで、主に入院中に着用します。
- 下着を脱がなくてもDrが検診できる
- 悪露が多い時期の漏れ防止やナプキン交換が楽
などのメリットがあります。
使用期間が短く生理用ショーツを代用しているママもいますが、お腹の部分が食い込んだりすることもあるのでできれば用意したいですね。
入院準備セットに入っていることがあるので確認してみてください。
骨盤底筋ショーツの特徴と利用目的
骨盤底筋ショーツは出産で緩んだ骨盤底筋を下からパワーネットで持ち上げているもので、主に産後の尿もれを予防するメリットがあります。
産後に骨盤底筋のダメージが強かったママや、何度か出産経験があって産後エクササイズに取り組んでいなかったママは、骨盤底筋が弱くなっていることが多いです。
産後の尿もれのリスクがある場合は、普段着用しながらエクササイズもできるといいですね。
産後骨盤ショーツの特徴と利用目的
産後の骨盤ショーツは加圧素材を使って産後の骨盤を優しくサポートする機能があるもので
- 骨盤を優しい圧で締めるので安心
- 優しい圧なので1日中でも履き続けられる
- デザインが豊富
などのメリットがあります。
骨盤周囲の痛みがあるけど、骨盤ベルトは使いづらいと感じているママには
骨盤ベルト一体型のタイプもあります。
3つのタイプの中でも特に日常遣いとして活用時間が長くなるのが、産後の骨盤ショーツです。
では、具体的にどんな効果が期待できるのか?
骨盤ショーツの効果について説明していきますね。
産後の骨盤ショーツ(パンツ)の効果
骨盤ショーツとは先ほども紹介したとおり、適度な加圧で、骨盤周囲の筋肉や靭帯をサポートしてくれる下着のことです。
そして、産後の骨盤ショーツは
- お腹やヒップ、太もものシェイプアップができたり
- 姿勢が良くなったり
- 腰痛や骨盤帯痛が緩和したり
- むくみが減ったり
- 代謝が上がり痩せやすくなる
などなど嬉しい効果がたくさんあります。
骨盤が緩んでいるうえに十分な筋肉がない出産間もない時期は、骨盤ショーツの効果がかなり実感できるかと思います。
私自身もズーンと重かったからだが楽になって安心感がありました。
骨盤が自然と元に戻る力を妨げず、サポートしてくれる骨盤ショーツは産後ママにとって強い味方ですね。
産後に骨盤ショーツを選ぶ際の2つの注意点
産後に骨盤ショーツを取り入れる際には2つ注意したほうがいい点があります。
それが、
- 加圧(締め付け)の程度
- サイズ
です。
加圧素材(スパンデックス)の割合が高く締めつける力が強すぎると、子宮回復が遅れたり、逆に血流が悪くなってむくみやすくなる可能性があります。
特に産褥期は締めつけの強いものを着用しないよう注意しましょう。
産後用と書かれているものから選ぶと安心です。
そして、自分にあったサイズを選ぶことも大切。
「締めつけが強い方が早く体型が戻る」と誤解されがちですが、小さければよいというものではありません。
迷ったら、1サイズ上のショーツを選ぶとよいですよ。
産後ショーツと他の産後骨盤リフォームインナーの違いは?
産後のリフォームインナーの中で、最も手軽に骨盤ケアできるものが骨盤ショーツです。
いろんな産後のリフォームインナーはあるけど、産後の骨盤ショーツは毎日履くだけなので、なるべく手軽に産後に骨盤ケアをしながらダイエットしたいママにとっては嬉しいアイテム。
その反面、産後骨盤ショーツは骨盤ベルトや産後ガードルほどの骨盤固定力はありません。
なので、まずは骨盤ショーツを着用しながら、
- 加圧力が物足りなく感じたり、
- 骨盤の歪みからくる痛みが強かったり
した場合は、ガードルや骨盤ベルトと併用するのがいいです。
骨盤ショーツはガードルや骨盤ベルトのインナーとして着用することもできるので安心ですね。
産後の骨盤ショーツ(パンツ)と産後ガードルを使いわけるコツとポイント
産後の骨盤ショーツは日常的に履けることが最大のメリットだとお伝えしてきました。
では、産後ガードルと何が異なるかというと
- 体型をカバーする範囲と
- 締めつけ力
締め付けられている感覚はショーツと比べるときつくなりますが
産後ガードルはヒップアップや太もも、お腹がが締まって見えるなどのボディシェイプ効果があるので、お出かけする際の体型カバーができる点が最大のメリットと言えます。
お出かけ時に着用すると、見た目も綺麗で周りの目も気にならなくなりますよ。
産後の体調や着用するシーンに合わせて選べるといいですね。
まとめ
ここまで、産後に骨盤ショーツをはく効果や使い方について紹介してきました。
お伝えしてきたことを簡単にまとめると、
- 産後リフォームインナーのなかでも骨盤ショーツは、骨盤周りをサポートしながら毎日履ける手軽なもの。
- 産後ショーツを選ぶ際は、目的に応じて種類を選ぶのがポイント。
産後骨盤ショーツは、自分に合ったサイズのもので加圧素材に注意する。 - 産後骨盤ショーツは産後ガードルと組み合わせることもできるし、利用シーンによって使い分けることもできる。
産後のダイエットや体型戻しをしたいけど、なかなか運動できなかったり自分のことは後回しになりがちなママにとって、24時間毎日履くショーツと同じ感覚で着用できる産後骨盤ショーツは嬉しいですね!
産後リフォームインナーには他にもタイプがあるので、目的やシーンに合わせて上手く活用できるといいですね。